20代・30代の方向け!老後に2000万円を貯める方法!
皆さん、こんにちは!(^^)!
今回は20代・30代の方向けに老後に2000万円を貯める方法をお話しさせて頂きます。
お金を貯める方法といっても色んな方法があります。
・株式
・債券
・投資信託
・終身保険
・養老保険
・個人年金
などなど、上記以外にも様々な方法がります。
今回は上記の「個人年金」にピックアップしてお話をさせて頂きます。
ただ、どのような商品があって、どう選べばいいのかよくわからないですよね。
少しでも老後の不安を解消するためにも正しく商品を選択して、1番いい商品を選びましょう。
この記事では個人年金保険の選び方についてお伝えします。個人年金保険は単純な商品ですが、数十年と長く掛けていくものなのできっちりとご自分に合った商品を選んでいきましょう!
個人年金保険のメリット・デメリット
老後の資金を貯めていく金融商品はたくさんあります。個人年金保険はその中の1つですが、メリット・デメリットがあります。
個人年金保険の特徴をしっかり理解して本当に自分に必要だと感じた人は是非これからお伝えする自分にあった個人年金保険の選び方をご覧ください。
簡単にメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
メリット
- 定期預金よりは利率が高い。
- 個人年金保険料控除を受けることができる。(※所得税と住民税が安くなる。)
デメリット
- お金が拘束されてしまう。(※払込期間中に解約してしまうと元本を割れるものが多い。)
- 大きくは増えない。(※物価上昇リスクや金利上昇リスクに対応できない)
- 保険会社が破綻したときに減らされる可能性がある。
個人年金の選び方
個人年金保険は数多くの商品があり、複雑でわかりにくい商品かもしれません。特に今回はじめて検討する人は何を基準に選んでいいのかわからないのではないでしょうか?
ここでは個人年金保険の選び方を解説します。
大事なのは「自分にあった個人年金保険」を選ぶことです。
これから以下の手順で4つのポイントをお伝えします。
1. 年金の種類を選択する
まずは年金の種類を選択します。
先ほど種類と特徴で説明しましたが選択方法は以下のようになります。
- 安定して将来の年金を受取るのであれば確定年金
- 将来の長生きリスクを考える場合は終身年金
- 多少のリスクを承知で年金額を増やすのであれば変額年金か外貨建て年金
この中で圧倒的に多いのが、確定年金です。例えば10年確定年金の場合、10年間は受取れるのが確定しています。
あと確定年金の中には「5年確定年金」というものもあるのですが、5年確定年金を選んでしまうと個人年金保険料控除を受けることができないので、これから個人年金を始める方には「10年確定年金」をお勧めいたします。
また、「終身年金」でも個人年金保険料控除を受けることはできるのですが、相当長生きしないと「10年確定年金」に返戻率が負けてしまいますので、やはり「10年確定年金」をお勧めいたします!
2. 年金期間の選択をする
年金種類を選択したら次はいつからいつまで年金が受け取れるか選択します。
例えば 確定年金の場合
- 年金開始期間(65歳からなど)
- 年金支払期間(10年確定年金など)
1番多いのは10年確定年金・年金支払開始65歳からになります。
3. 商品の選択を選択する
返戻率で比較する
個人年金を比較する上で大切なのが支払保険料総額に対して将来どれくらい年金が受け取れるかということです。
計算は以下のように行います。
以下の事例で返戻率の計算をしたいと思います。
- 30歳 女性
- 保険料:月々10,000円
- 保険料払込期間:60歳まで
- 年金額:428,000円(10年確定年金)
10,000円(保険料)×12か月×30年間=3,600,000円(保険料総支払額)
428,000円(年金額)×10年間=4,280,000円(年金受取総額)
4,280,000円÷3,600,000円×100=119%(返戻率)
このようにこの事例だと保険料を毎月10,000円を30年支払うと総額360万円支払うのに対して将来428万円受取れるので、68万円増えることになります。
※360万円払って428万円戻ってくるとほとんどの方が「すごいじゃないか!」と喜ばれると思います。けれどもこの増えた約70万円(19%)を年で割り戻しますと、30歳から積み立てを始めて最後の受取が70歳ですので、40年かかったことになります。
19%÷40年=0.475%
つまり、単純計算すると1年でたったの0.475%しか増えていないのです。定期預金よりは返戻率はいいですが、今後の物価上昇リスクや金利上昇リスクには全く対応しておりませんので、実は円建ての個人年金保険は全くおススメしておりません!
それならどうすればいいのか?
それは日本よりも金利の高い国で運用するプラン(外貨建ての個人年金保険)や投資信託のような株式や債券を組み入れたプラン(変額個人年金保険)を選択することです。
そうすれば、もちろん価格変動リスクや為替のリスクなどはございますが、きっちりと商品を選び積立のルールを守ることができれば運用実績などにもよりますが、【物価上昇リスク】や【金利上昇リスク】にも対応できますので、一度ご検討してみてください^ ^
まとめ
個人年金は1番いい条件の商品を選ぶのが大切となります。複数の商品を比較して、自分の将来のために慎重に選択しましょう。
また、個人年金保険はあくまでも老後の資金を貯めていく商品の一つです。他の商品とも比較して納得してから加入しましょう。
外貨の建ての個人年金保険や変額個人年金保険を選択する場合、ここでは伝えきれてないような注意点も他にたくさんあります。
皆さんの家族構成や収入状況など考慮したうえでベストなプランをご提案させて頂きますので、お気軽にご相談下さいませ!(^^)!
橋本宗南
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