子供のお金の教育は早いうちからやるべきなのか??

ライフプラン

皆さんこんにちは!

今日は子どもの金融教育についてのお話です。

皆さんは、自分が子どものころお小遣いはもらっていましたか?
また逆に、今お子さんがいらっしゃる方はお小遣いをあげていますか?

アメリカの著名な投資家ウォーレン・バフェット氏は、「子どもたちは金融知識や実践能力を、読み書き同様早いうちから身に付けるべきだ」と言っています。

日本では長い間、お金の話は敬遠されがちな傾向がありましたが、最近では正しい金融知識を身に付けるために、子どもへの金融教育に対する関心が高まっています。

今回は、日本と海外の金融教育について見ていきましょう。

 

1. 日本ではお小遣い制が一般的

日本の家庭での金銭教育は、お小遣い制が中心となっています。

金融広報中央委員会の調査(2015年)によると、小学生の約8割、高校生になると9割弱がお小遣いをもらっているという統計結果が出ています。

しかしその実情は、各家庭によってまちまちです。金額も違えば、週単位や月単位に決まった金額を渡す「定額制」や、必要に応じてその都度渡す「都度渡し」、お手伝いなどの対価として渡す「報酬制」など、渡し方も様々です。

お小遣いについては各家庭で様々な考え方があり、どの方法が一番良いということではありません。子どもにお金を渡す意義は、大人になったときに上手にお金と付き合えるようにするということではないでしょうか。

では具体的に、家庭ではどのようにお金について話をしたらよいのでしょうか。

お小遣いを渡して終わりというだけでは、なかなか正しい金融知識や金銭感覚は身につきません。

まずお金とは何か、どうやって手に入れるのか、なぜお金が必要なのか、といった基本的なことから教える必要があります。子どもからすると、お金ってよく分からないけど、あればお菓子やゲームが買える、という風にしか見えていないでしょう。

子どもに対してお金の話をすることに抵抗がある方も多いでしょうが、これは学校ではなかなか教えてくれない大切なことなのです。

また、子どもと一緒に買い物に行く際には、

● 月に食費は○○○円だから、今日の予算は○○○円までといった予算の考え方
● 値段による産地や品質の違い(国産品やオーガニック商品等がなぜ高いのか)
● 自分のお小遣いの範囲では、何がどれだけ買えるのか

などといった、現場での具体的な価値観を身に付けさせることも金融教育の一つではないでしょうか。

正しい金銭感覚を早くから身に付けることは、将来の自立に向けての準備となります。子どもが実際にお金を使って価値観を実感する機会を作り、仮に失敗してしまったとしても子どものうちは温かい目で見守ってあげてくださいね。

 

2. 海外の金融教育はこうだ!

次は海外の金融教育について見てみましょう。

日本でも金融リテラシーの向上をという声はあるものの、授業時間の不足や教員自身の知識不足などから、積極的な金融教育の実施にまでは結びつかないという現状があります。

そのような中で、世界の金融教育は日本と比べてどのように違うのでしょうか。

2-1. アメリカの金融教育

アメリカでは幼稚園から高校まで、個人のレベルに合わせた金融教育の環境が整っています。

内容はパーソナルファイナンス(個人のお金の計画・管理)が中心で、お金を稼ぐ・守る・増やす・使う・借りるといった様々な考え方や選択肢を学び、実践的に応用できる知識を身に付けることができます。

例えば、日本の家計資産の大半を占めるのは現金や預金ですが、アメリカでは株式が家計資産の約3分の1を占めます。こういった株式などの金融商品についても、リスクとリターンを基礎から学び、より実践的な金融知識やスキルについて学べるようになっています。

2-2. イギリスの金融教育

イギリスでは政府機関が主導となり、小学校低学年から高校までの全ての年代で金融ケイパビリティ(金融能力)教育が行われています。こちらも体験型の学習方法などを取り入れ、より実践的な教育方法となっているようです。

まず貨幣とはなにか、どこに行くのか(税金や社会保障)という基礎知識を学び、お金の管理方法、使い方・増やし方、リスクとリターンなどのスキルを身に付けます。

基礎知識から段階的に学べるイギリスの金融教育は、子どもたちの金融・経済への関心を高め、お金というものをごく自然に大切なものとして受け入れられるのではないでしょうか。

 

3. 子どもだけでなく、大人も一緒に金融リテラシーを身に付けるべき

日本では昔から、「お金は汚いもの」「人前でお金の話はするものではない」と言われ、お金についての話はタブー視されてきました。しかし本当にそうなのでしょうか。お金は私たちが生きていく上で、必要不可欠なもののはずです。決して汚いものや恥ずかしいものではないのです。

最近では、老後2,000万円問題や将来の年金について不安を感じる人も多く、子どもの頃から正しい金融リテラシーを身に付けることに関心が高まっています。日本でも少しずつですが学校での金融教育の実施や、民間企業による親子セミナー、子供向けマネーイベントなどが開催されるようになってきました。

子どもたちに正しい金融リテラシーを身に付けてもらうのはもちろんですが、金融教育を受けてこなかった私たち親自身も、これを機にお金の大切さや管理方法、リスクやリターンなどの実践的なスキルを身に付けていくべきではないでしょうか。

また目に見えるお金だけではなく、これからはキャッシュレスなどの見えないお金との上手な付き合い方も併せて学んでいく必要があるでしょう。

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