【家計・節約】節約するものとお金をかけるものの考え方

ライフプラン

こんにちは!

今日は普段生活をしていく中で、節約するものとお金をかけるものの考え方のポイントをお話します。
以前書いた記事の中に『今すぐ見直す家計の支出はこの8つ!』という固定費の見直しの8項目を書きましたので、固定費の見直しはこちらをご参考にしてください。

今日は、固定費の見直しではなく、日常にかかっている全ての出費に関しての考え方です。
あなたは何か買い物をする時に、

『う〜ん、どうしようかな。。買おうかなやめようかな。。』

と考えた事はありますか?

これは誰しも当然にある事だと思います。
日用品や食費、趣味のお金、衣服、車、家具、教育費などなど、とてもたくさん有るかと思います。

当たり前ですが、どんな出費でも全てにお金をかけると貯金が出来なくなってしまいます。
ですので、お金をかける部分とかけない部分はきちんと日常の自分の意識の中に刷り込んでおくべきなのです。

節約というのは、『明日から頑張ろう』と決めたり、一生懸命頑張ってやるものではありません!
わざわざ意識をしなくても、節約するものは自動的に出来る様に、普段の意識の中に刷り込んでおくのです。

朝起きて、一生懸命息を吸う練習をする人はいませんよね?
私たちは朝起きた時には、気がついたら無意識のうちに勝手に呼吸しています。

本来、節約もその様に無意識でもいつの間にか出来る様にしておくとストレス無くいつの間にか出来る様になります。
最初は我慢してると言う感覚かもしれませんが、無意識の中に刷り込まれると、全く苦になりません。

ではどんなものを節約して、どんなものにお金をかけた方が良いのでしょうか?

まず一つの考え方は、それを使う頻度を考えるのです。

例えば、夏前に白いTシャツを買うとします。
これは言うまでもなく夏には大活躍するシンプルなアイテムですが、秋物の上着の中にも着ることが出来ます。
要するに使用頻度が高いものです。
使用頻度が高いものは、しょっちゅう使うわけですから、少々お金を出しても一回分の価格で計算すると安いものなのです。

ですが、滅多に使わないものは贅沢なものを買わずに節約して価格を抑えたものでも良いでしょう。
一回分の使用金額がとても割高になるからです。

簡単なお話ではありますが、使用頻度で考えると言うのも家計の出費を考えるにはとても重要です。

ではここで、あなたは日常の買い物で、高いか安いかはどうやって判断していますか?
ここからは価値価格のお話になります。

日本人は特に、高いものが良いもの安いものはダメなものと考える傾向に有る様に思います。
ハイブランドのバッグや衣服なんかは典型的でしょう。

高い物=価値のある物

と判断してしまうのです。
ですが、実際に高いものが本当に価値のある物なのでしょうか。

実は市場では、高い物が価値が高いとは限らないのです。

村上ファンドの村上世彰氏の『いま君に伝えたいお金の話』という本の中に書いてあった一つの例で、秋のサンマの例が分かりやすいのでそのお話をします。
秋のサンマは美味しいですよね。私も大好きです。

あのサンマの値段ですが、とても高い年も有れば安い年も有ります。
高い物が価値のある物で、安い物が価値の低い物と考えるなら、サンマの値段が高い時は美味しくて、安い時は美味しくないはずです。

では実際はどうなのでしょうか?

村上氏によると、2017年の秋のサンマはあまり数が売られておらず、店頭に並んでいるサンマは痩せ細っていました。
ですが、その前の年の2016年の秋のサンマは餌をたくさん食べて、丸々と太っていたそうです。

さてこのサンマ、どっちが高い値段で売られていたでしょうか?

これは2016年の丸々と太ったサンマは一匹100円ほどで買えたのに、2017年の痩せ細ったサンマは一匹300円ほどしていたそうです。
村上氏はサンマが好きなので、2017年も痩せ細ったサンマを買って食べたそうですが、やっぱり美味しくなかったそうです。

美味しいサンマが安くて、美味しくないサンマの値段が高い!!(約3倍)
これは何故なのでしょうか?

それは言うまでもなく、サンマの取れる量が少なかったからですね。
この様に不漁(あまり取れない時)の年には、うまく育たなかったと言う事なので味もよくないのです。

この様に、高い物はそのものの価値が上がった訳ではなくても、需要に比べて供給が少なかったりすると価格が上がるのです。
決してサンマが美味しくなったから高くなった訳ではないのです。

では次に、女性の衣服などのバーゲンセールなんかを考えてみましょう。

毎年そのシーズンが過ぎると、1万円のワンピースが、シーズンの終わりに7000円でSALEになります。30%オフですね。
それでも更にしばらく経つと、その同じワンピースが5000円に下がってきます。

元々10000円だったワンピースが5000円になった!

これは超お買い得(割安)になったのでしょうか。?

これはよく考えると、この商品を市場(店頭)に出して、ワンシーズン販売してみたけど、その商品は10000円では売れなかったと言うことです。
そして7000円に値段を下げてみたけどそれでも売れなかった訳です。
そして更に5000円まで下げたらやっと売れたのです。

これは、消費者が10000円や7000円ではこの商品は割高と判断したと言う証拠でしょう。
と言う事は、この商品は元々5000円の価値の商品だったと考える事は出来ないでしょうか?

お店側が初めに価格を付ける際の判断を間違えた商品ともいえる訳です。

5000円の価値しかないものを10000円で売っていた訳ですから、それは売れなくて当たり前ですね。
それを世の中の人々は10000円の価値の商品が5000円の価格になったと言う事で、飛びついて買いに来るのです。

私は、この商品は元々5000円の価値しか無かったものを価格の付け間違いをしたと判断するので、とても割安とは思えないのです。

何が言いたいかと言うと、物には価値価格が有ると言う事なのです。

価値そのものが上がって価格も上がったのならまだ買っても良いと思いますが、価値はそのままなのに価格が上がったり、元々価値が低いのに価格設定を間違えた商品の価格が下がったからと言って飛びつくのは何か不思議な行動に見えます。

これはAmazonや楽天などのネット販売でもその傾向がありますね。
全く同じ商品でも値段が全然違うものもあります。
その差額のサヤを狙った転売屋さんもたくさんいますね。(※転売屋さんが悪い訳ではありありません)

人によっては『そんな事いちいち考えてられるか!』と言う方もいらっしゃると思いますが、こういった感覚は意識していくうちに自然に身についてくるものです。
そうすると、無駄なものを買わなくなりますし、価値のある物だけにお金をかける事が出来る様になるのではないでしょうか?

今日は『物を使う頻度で考えるお話』と、『モノの価値と価格』のお話をしました。
あなたも日常でちょっと意識してみてください。

では!

●家計の見直しに関しては下記の記事もよくみられています。

【家計・貯金】毎月のローンや家賃は払えるのに毎月貯金が出来ない理由

ダイエットが出来る人はなぜ貯金が出来るのか。

 

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伊藤 尚徳

伊藤 尚徳

金融機関の事業資金融資の部署で8年間勤務した後、FP資格を取得して大手FP事務所に勤務し、その後独立した金融業界一色の専門家。 FPは一つの分野に特化していてはいけないと、幅広い相談が出来る様に独立系FP事務所、株式会社FPギャラリーを設立。 現在、大手上場企業7社と提携し、資産運用、住宅資金相談、保険、税金、相続・事業承継など、法人・個人含めてFP6分野全てで年間約600件以上のあらゆる相談を受けて問題を解決している。 また、全国各地でセミナーや各種講演なども行っており、非常に分かりやすい話し方に定評がある。家計の無駄を徹底的に省き、資産に残す提案を得意とする。

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