2021年夏のボーナス平均支給額とその使い道

投資信託

こんにちは!

今年ももう6月半ばに入って来ましたね。
6月といえば世間では夏のボーナスの支給月ですね!

昨年のコロナのパンデミックから1年ちょっとが経ちましたが、あなたの今年の夏のボーナスはどうでしたか?
その支給額で、コロナの影響を受けたかどうかはもちろん業種によって全く違ってくるでしょう。

では今年の夏のボーナスの平均支給額はどうだったのでしょうか?

日経新聞社の調査では、2021年の夏のボーナスの支給額の平均は、730,923円!
前年比で見ると3.64%減でした。

この数字を見てあなたはどう思ったでしょうか?
私の率直な感想は、想定していたよりは意外に減ってないんだなと思いました。
コロナ禍でもっともっと激減するのではないかと思っていましたが、意外にそんなに減っていないというのが私の感想です。

ですがこれはあくまでも前年比であり、夏のボーナスの減少は3年連続になります。
では前年はどうだったかと言うと既にコロナ禍に突入しており、減少率は5.03%でしたので、それに比べると今年の減少幅は減っているにしてもボーナスは大幅に減って来ている状況になります。

この様にここ最近減って来ているボーナスですが、あなたはこのボーナスの使い道をどの様に考えられていますか?

昨年の調査になりますが、2020年の夏のボーナスについて、ロイヤリティ マーケティングが実施した「第41回 Ponta消費意識調査」によると、第一位は7年連続で「貯金・預金(35.6%)」だそうです。
コロナ禍の影響も有り、皆さんとても保守的になってはいるのでしょうが、7年連続ということはコロナ前から預貯金にまわすという方が多くなっているという事なのです。
もちろんこれは悪いことだとは言いません。
将来のための貯蓄だったり、子供の教育費だったり、預貯金を含めた金融資産を増やしていくことは家計の安定には重要なことです。

ですが、私がお奨めしないボーナスの使い道は、衝動買いクレジットのリボ払いやあらゆるローンのボーナス払い、そして財布の紐が緩んで何に使ったのかわからないままいつの間にか無くなっていたという最悪なケースです。

ボーナスというのは基本給などの固定給とは違って、確定しているものでは有りません。
その確定していない収入に対して、確定した大きな支払いを組み込んでしまうのはリスクになります。

現在の様なパンデミックが起きるなんて、誰も予測していなかった事です。
こんな状況の中にボーナス払いの支払いを組んでいて、ボーナスが支給されなかったなんて悪夢の様な事も起こり得る訳です。

また逆に、ボーナスはある程度まとまった資金ですし、ここで無駄遣いをせずにその資金を投資して、お金を増やす機会を得るには絶好のチャンスなのです。

私のお客様でも昨年のコロナ発生直後の株価の暴落時に、手元のまとまった資金を投資して、4ヶ月で30%以上資産を増やしたなんて方もとても多くいらっしゃいます。
資産運用には積立投資や一括投資が有りますが、リスクを減らしながらチャンスを狙える資金を確保しておくのはとても大事な事です。
日常ではなかなか来ない投資の絶好のタイミングに、資金を準備しておくのも資産を増やすチャンスを逃さないためにはとても重要な事です。

ボーナスをローンなどの返済に回したり、普段我慢していた欲しいものを一気に買って浪費してしまうか、その資金を投資にまわすかで将来の資産額には大きな違いをもたらします。

何にも難しい高度な投資手法などを勉強したりする必要もありません
初心者でも出来る、リスクを抑えながら預貯金よりもっと有利に増やせる可能性のあるものにお金を乗せるだけなのです。

せっかくもらったボーナスを、全然お金の増えない預貯金に寝かせておくだけなのは、資金を増やすチャンスを逃している機会損失になっているのです。

投資や資産運用をされた事の無い方も、このボーナスだけは一部だけでも資産運用をやってみるなど、お金を有利に増やす事を考えるには良いタイミングでは無いでしょうか。

初心者でも出来るリスクを抑えながら資産運用する事は可能です。
あなたもせっかくのまとまった資金を預貯金に寝かせておくのではなく、資産運用を初めてみませんか?

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伊藤 尚徳

伊藤 尚徳

金融機関の事業資金融資の部署で8年間勤務した後、FP資格を取得して大手FP事務所に勤務し、その後独立した金融業界一色の専門家。 FPは一つの分野に特化していてはいけないと、幅広い相談が出来る様に独立系FP事務所、株式会社FPギャラリーを設立。 現在、大手上場企業7社と提携し、資産運用、住宅資金相談、保険、税金、相続・事業承継など、法人・個人含めてFP6分野全てで年間約600件以上のあらゆる相談を受けて問題を解決している。 また、全国各地でセミナーや各種講演なども行っており、非常に分かりやすい話し方に定評がある。家計の無駄を徹底的に省き、資産に残す提案を得意とする。

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