必見!女性のための医療保険の選び方!②

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必見!女性のための医療保険の選び方!②

皆さん、こんにちは!

前回に引き続き今回も女性のための医療保険の選び方について

ご説明したいともいます。

1入院の支払限度日数は60日型が一般的

1入院あたりの保障限度日数で最もメジャーなのは60日型です。

平成平均在院日数は約30日なので

保険料を安くしたいのであれば、60日型や120日型なら十分問題ないでしょう。

もちろん、精神疾患をはじめ長期入院を余儀なくされる傷病もあるため

不安な人は長期の療養をカバーできる730日型や1,000日型などの商品もありますが、

平均在院日数が短縮化している昨今、あまりおススメはできません。

支払限度日数を増やしたからといって保険料が跳ね上がるわけでもありませんが

あれもこれも保障を手厚くしてしまうとキリがありません。

必要なところには手厚く、無駄なところにはかけないことが鉄則です。

万一を考えて先進医療特約を付けておこう!

特約は保障を手厚くするためのオプションであり

付帯すればするほど保険料がアップするため

本当に必要だと感じるもの以外は付けなくて構いません。

しかし、先進医療特約は無条件で付けておいても損はないでしょう。

理由は特約保険料の安さです

先進医療特約は月額100円程度しかかからないのに

先進医療にかかる治療費を最大1,000万円単位まで保障してくれます。

高額な先進医療を受ける確率は非常に低いとはいえ、

万一ということもありますので

月100円程度の掛金なら付帯しておいた方が無難だと考えます。

医療保険にご加入される場合は先進医療特約はおススメです。

医療保険の落とし穴

【日帰り入院保障】

入院日と退院日が同一の入院を保障する『日帰り入院保障』

ホームページやパンフレットで、「日帰り入院から保障します!」

などと宣伝されているのをよく見かけますが

給付対象になるのは「入院基本料」という診療報酬が算定されるケースに限ります。

つまり、入院用のベッドを使い、検査や手術を受けたうえで当日中に退院する場合であり

外来用のベッドで点滴や人工透析を受けても保険金を受け取ることはできません。

また、たとえ手術を受けても、医師が入院の必要なしと判断した場合は

「通院」になることを覚えておいてください。

 

【所定を満たさない三大疾病保障特約】

三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)に備えて付帯する三大疾病保障は

支払事由がよく誤解されております。

契約者が三大疾病にかかり、保険会社が定める所定の状態を満たしたときに支払われるものですが

この「所定の状態」が非常に厳しく注意が必要です!

所定の状態は、各社商品によって異なりますが、よく目にするのは以下のような条件です。

■がん
責任開始日以降に初めて悪性新生物に罹患し、医師によって診断確定されたとき(責任開始日から90日以内に罹患したがんは対象外)。

■急性心筋梗塞
責任開始日以降に急性心筋梗塞を発病し、初めて医師の診察を受けた日からその日を含めて60日以上の労働の制限を必要とする状態が継続したと診断されたとき。

■脳卒中
責任開始日以降にくも膜下出血、脳内出血、脳梗塞を発病し、初めて医師の診療を受けた日からその日を含めて60日以上の言語障害、運動失調、麻痺などの他覚的な神経学的後遺症が継続したと診断されたとき。

まず、がんに関しては、悪性新生物で診断確定されないと下りないものがあります。

最近は上皮内新生物でも保障してくれるものも登場していますが

悪性新生物のみのタイプもまだまだ見かけます。

上皮内新生物も支払事由になるのか必ず確認しましょう!

急性心筋梗塞は、60日間の労働制限ですから

約2ヵ月間ほとんど動けない状態が続いたときのみ保障されます。

ただ最近は、急性心筋梗塞の治療のための手術を受けたとき」

に保障されるタイプも販売されています。

脳卒中も、神経学的後遺症が60日もの間継続したときと決められています。

さらに支払事由を満たすのは、100種類以上ある脳血管障害のうち

くも膜下出血、脳内出血、脳梗塞の3つのみ。

非常にハードルが高いですが、急性心筋梗塞と同じく

治療のための手術を受けたときに保障してくれる商品も登場しています。

まとめ

医療保険に関しては、

【必見!女性のための医療保険の選び方!①】

でもご説明しました通り、健康保険や高額療養費などもございますので

必ず必要というもではございません。

けれども、今後の日本人の平均寿命が延びたり

また健康保険や高額療養費の制度自体もどうなるかどうかは分かりません。

皆さんのご年収や家族構成、金融資産残高にもよります。

弊社FPギャラリーでは、各ご家庭の状況を把握したうえで

それぞれのご家庭に合ったプランをご提案・アドバイス可能です。

医療保険について、ご質問やご不明な点などございましたら

お気軽にご連絡下さいませ。

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橋本宗南

橋本宗南

独立系FP事務所である(株)FPギャラリーの役員として活動中。 現在はリクルートSUUMO(スーモカウンター)住宅ローン相談を含む年間約500件の各ご家庭の将来設計を見据えたライフプランの提案から退職金の貯め方・生命保険、損害保険の分析・安定的な資産運用の方法・住宅ローンの有利な組み方、返し方など多岐にわたる相談まで専門的な視点でお客様それぞれに合ったコンサルティングを行っている。

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