保険に加入しないという選択
最近のFP相談は新婚家庭が特に多く、お子様がまだ0歳~5歳くらいまでのご家庭です。
御夫婦の年齢はというと、大体20代後半~30代前半といった層の方々です。
この様な層の方の相談内容は、
・子供の教育資金について
・住宅ローンについて
・家計の見直しについて
・保険の必要性について
というような感じです。
やはり子供が生まれたということで、将来設計をしたいという方が圧倒的に多いですね。
確かに子供が生まれれば、
教育資金はどれくらい必要なの?
どうやって貯めたらいいの?
万が一の時の保障額はどれくらい必要なの?
など、夫婦2人のときとは違う悩みが浮き出てきます。
一つずつ現状の確認をしながらお話を進めていくのですが、
最近の相談で多いのが保険に未加入である人や、
保険は親が加入してくれているがどのような保険で、保障額がどのくらいなのか全くわからないという方々です。
確かに必要なければ保険に加入しなくても良いですし、
保障額を必要以上に大きくしなくても良いのですが、
せめてご自身の家庭が、
・いつまでどのくらいの保障が必要なのか
・どんな保険に加入しているのか
・加入している保険の目的はなんなのか
・そもそも保険は必要か?
・将来どのようになったら良いのか
など、目的を明確化していく事をお勧めします。
目的が明確になれば、それを達成するための
方法も見えてくるようになります。
例えば、保険の話を聴くときでも、
「どのような保障がどのくらいの期間必要なのか」
「いつまでにいくら必要なのか」
等の視点でとらえることが出来、
営業マンのお任せにならなくなるのではないでしょうか。
ただ、保険の種類は、数え切れないほどあり、
どの保険が自分に合っているのかはなかなか
判断できないと思います。
こんな時に参考にしてほしいのが、
「保険の3大基本形」
- 定期保険
- 終身保険
- 養老保険
です。同じ保険ですがそれぞれに特徴があり、
簡単に説明すると、
「定期保険」は、一定期間の保障を安く買える。
「終身保険」は、一生涯の保障と積立目的。
「養老保険」は、一定期間の保障と積立目的。
となり、保険料額は
定期保険<終身保険<養老保険
となり、同じ保障額でも支払う保険料は
何倍も変わってきます。
それぞれのご家庭の目的に応じた商品を選択することが、
より良い生活と将来設計を大きく左右します。
今まで何となく保険に加入してきた方は、
一度既契約の内容を確認してみてください。
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