ねんきん定期便で計算できる!将来もらえる年金額。3000万円あれば老後資金は大丈夫?
こんにちは!
突然ですが、あなたは今貯金(金融資産)をいくら持っていますか?
100万円?500万円?1,000万円?1億円?
そのお金は何のために貯めているのですか?
子供の教育資金?
マイホームの購入資金?
老後の生活資金?
普段生活をしているとあらゆるものに大きなお金がかかってきます。
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さて、このままの生活であなたが退職する時、一体いくらの貯金が貯まっているのでしょうか?普段あまり考えたくない耳の痛いお話ですね。笑
退職までに教育資金も住宅資金も全て支払いを終えた後に、残ったお金が老後の資金として残せますよね。
一体それがいくら有れば足りるのでしょうか?例えば3,000万円あれば足りるでしょうか?
この最終的にいくらの老後資金を残さなくてはならないかというのは、人によって答えが全然違うというお話を以前の記事にも書かせて頂きました。それは退職後に毎月いくらで生活するのか、その生活レベルは人によって違うからです。
ちょっと復習です。
あなたは老後の生活資金を毎月いくら使いますか?
例えば、ご夫婦で合計毎月25万円で生活すると仮定すると、60歳の退職から平均寿命(平均余命)までを計算します。
平均寿命は男性が80歳、女性が87歳と計算すると、
★ 夫婦2人での生活の老後生活費
月25万円 × 12ヶ月 × 20年(ご主人の平均寿命まで)=6,000万円
★ ご主人が他界した後の奥様一人の生活費
残り奥様1人の生活が平均寿命まで(87歳までの7年間)続くと仮定します。奥様1人の生活費はご夫婦2人での生活費の7割と計算します。
月25万円 × 70% × 12ヶ月 × 7年 =1,470万円
★ 合計老後生活に必要な金額
二人の生活費6,000万円 + 奥様一人での生活費1,470万円 =7,470万円
となります。
ですが、以前の記事にも書いた通り、この7,470万円という金額を全て退職までに貯めなくてはならない訳ではありません。
お勤めの方には、厚生年金が入ります。
自営業の方には、国民年金が入ります。
この7,470万円から、その年金で受け取れる金額の合計を差し引けば、実際に自分で準備しなくてはならない金額が出てきます。
ですがこの年金、一体いくらもらえるのでしょうか?
ねんきん制度があてに出来ないと言われている今、一体どのぐらい受け取れるのでしょうか?
これは老後資金を考える際には非常に大きな問題です。そしてもちろんこれは多くの人が考える疑問です。この年金でもらえる金額が多ければ多いほど、自分で準備する金額は少なくても良いという事になりますね。
では、あなたはこのまま行けば一体いくらの年金がもらえるのでしょうか?
あなたが将来に実際にこの年金でもらえる金額、知りたくないですか?
この金額を知れば、老後の生活がどんな状況になるのか、ぼんやりしていた将来がある程度明確に見えてきます。現実を見るのがちょっと怖いですか?笑
実はこの将来受け取れる年金の金額を計算するとても簡単な方法があります。これさえ分かれば、老後資金の目安がとても明確になります。それはあなたの手元にもある『資料』をもとに簡単に計算が出来るのです。
それは、『ねんきん定期便』です。
毎年誕生月に郵送で送られてくる、あのハガキの様なものです。厚生年金や国民年金に加入していれば、あなたにも必ず送られているかと思います。
このねんきん定期便、見方がよく分からなくて何となく捨ててしまっていませんか?実はその『ねんきん定期便』をもとに、あなたがこのままの生活を続けた場合に、将来受け取れる年金の金額がバッチリ計算出来るのです。
これは人によって計算が違うので、この記事内で全てのパターンを書くことは出来ませんが、もしご希望でしたら私にご連絡を頂ければご相談時にそれを計算してお伝えする事が出来ます。(弊社ホームページ経由のご相談は無料)
ねんきん定期便の資料1枚だけ有れば簡単に計算が出来ます。
この年金で受け取れる金額さえ分かれば、あとは実際にかかる老後の生活費の額(上記の例なら7,470万円)からこの年金で受け取れる金額を差し引いたら、あなたが退職までに貯めなくてはいけない金額がバッチリ計算が出来るのです。
そして更に、退職までに貯めなくてはならない金額が明確になったら、あとは今からその目標金額に向けて、退職までに残された年数を割り出して、それをリスクを抑えた資産運用で効率よく増やして埋めていけば良いわけです。
さてあなたも一度この年金で受け取れる金額を計算して、ご自身の将来を見える化してみませんか?
ぼんやりとしたあなたの将来の未来予想図に色をつけてみませんか?
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