そもそも原油って何?原油価格がもたらす家計への影響

こんばんは~!

さて今日は、投資の世界でも頻繁に話題になる原油についてお話ししたいと思います。

これだけ金融商品が多種多様化してきた中で、いろんな投資や新しい金融商品がどんどん出てきています。
そんな中で、昔は無かったコモディティ投資やETFなんていうものも出てきました。

そして商品取引などの中には、原油の相場というものが有ります。

そもそも皆さん、原油って何のことかご存知でしょうか?
経済記事を見る方はよくニュースや新聞などでは見ることも多いでしょう。

実はその原油っていうのは、黒くドロっとした微生物の死骸なんです!

この原油の使い道には、大きく分けて二つあります。
一つは、燃料としての使い道、そしてもう一つは原料としての使い道です。
この原油を300度以上で蒸留して、ガソリンや灯油、重油、軽油、ナフサなどを生産しています。

今現在、この原油価格は非常に下落しています。
ところでもしこの原油の相場が上昇してくると、家庭にはどんな影響が出てくるんでしょうか?

それは、いろんな物の価格の上昇につながっていきます。

まず、言うまでもなくガソリンや灯油、軽油などの燃料の価格上昇です。

そして、車体(バンパー、塗料、タイヤなど)、化粧品、ペットボトル、服、レジ袋、スニーカー、携帯電話、食品やお菓子の包装(スーパー、コンビニ商品多数)、洗剤、カップめん、電気代(原子力発電は重油が燃料のため)、宅急便、航空費、輸入品などの燃料費などの価格上昇など、数え上げたらキリが有りません。

そして、この原油の量を表すには、『バレル』という単位を使います。
1バレルは、シェリー樽1個分(約159L)です。

要するにだいたい樽1個分が1バレルです。
これは、昔にシェリー樽に原油や石油を入れて運んでたため、この単位になったらしいですね。

今は原油価格は大幅に下がっていますが、この原油価格が上昇する時っていうのは、実需に基づいたものと、巨額の投機マネーが大きく影響してきます。
1998年には1バレル10ドル代で推移していましたが、2002年頃から上昇基調に転じました。

原油には大きく分けて、WTI(テキサス産軽質油)と中東産原油に分かれます。
WTIは取引規模が大きいため、国際的な指標になりました。

産油国で代表的なのは、OPEC諸国、ロシア、アメリカです。
だいたい世界で1日あたり、8600万バレル生産されているそうです。

その内、約30万バレルほどが先物市場へ流れるらしいですが、それが1日に何度も売買が繰り返されると価格が上昇したり変動します。

2008年頃には、ちょうどサブプライム、リーマンショックなどの問題で米株式市場を嫌気した投資ファンドなどがWTIや中東産原油に巨額投資をしました。
そうして2008年1月4日についに1バレル100ドルを突破しました。

その後も投資ファンドが巨額のオイルマネーを手に入れて、更にそのオイルマネーを再投資する形でどんどん原油価格は上昇していきました。

その2008年の頃には、代替エネルギーによって、とうもろこしの価格も上昇しました。

当時OPECは原油の増産も視野に入れましたが、市場価格の高騰は巨額投機マネーによるもので、本来の原油の需給の枠を超えていたため、手の施しようがありませんでした。

そうして最終的にピークの2008年7月4日には145.29ドルを記録しました!
今日現在ではピーク時の約1/4の35ドルになってます。

先日、米金利の引き上げをFRBが発表しましたが、このまま原油価格が低迷していくとFRBが目指す物価の上昇に届かずに、米経済が低迷し、米国の今後の金融政策の判断に大きな影響を及ぼしそうです。

原油価格の大幅な変動は、世界経済や金融政策にも影響を及ぼしますが、小さな一家庭の家計にも影響が出ます。
本当にいろんな所に影響が出るので、あまり乱高下せず安定していてほしいものですね。

カンケーないですが、私の先輩は先物取引の営業マンのいいなりで、トウモロコシを買って400万円の損を出しました。笑
それ以来その先輩はコーンスープを見たら腹が立つそうです。笑
そういった商品取引をしなくても、原油価格は私たちの生活に密接していますし、間接的にも大きな影響を及ぼしていますね。

というわけで、今日は原油についてと、巨額オイルマネーの流れについてお話ししました。

ではまた次回をお楽しみに!

この記事の著者

伊藤

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